Himwariのひとり言
なぜ謝る?なぜ謝れない?
年も明けて…あっ
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
気がつけば誕生日も過ぎて(はっぴばーすでぃとぅみぃ)今年も残り11ヶ月。早いものです。
今年の始まりは思いのほか相談話が多く、会うことはあまりできなかったけど、メールなどで色々お話する機会がありました。
そんな中、気になった言葉が合ったので、今日はそれについて話してみたいと思います。
気になったワードは「謝ってほしい」
何度伝えてもわかってくれない。こんなに言ってるのに謝ってくれないという人と、
謝ってさえくれれば話す気にもなるのにな。謝らない限りこちらからは何も話さない。
どっちにしても、謝ってくれない事にご立腹のようですね。
「あなたの言葉、態度によって傷つけられた。 謝ってほしい。」
ごめんなさい
それで本当にあなたは許せますか? 癒されますか?
その言い方で大丈夫?アクセント、目線、声の大きさ。
本人がどれだけ想いを込めて、心の底から謝罪をしたとしたって、それをどれだけくみ取れるのか。
いやいやいやいや、そんなんじゃ許せない、もっともっと心を込めて!
込めてるよ!心から謝罪してます。
そこに愛はあるのかな
計れないものを基準にして言い合っても
答えは見つからないと思う
ただ謝ってほしいなら、相手の態度なんて気にせず、「ごめんなさい」と言われたらすべてを許して、今後一切このことに触れない。
それができますか?
できるならそう伝えれば済むことです。あなたも。
でもね、きっとできない人の方が多くないかな。
だって、謝罪の言葉が欲しいわけじゃないから。
謝ってほしいけど、謝ってほしいわけじゃないから。
なら何が必要なんだろう
それは愛だと思う
愛をもって許すこと。
許すことで、この苦しみから解放される気がする。なぜなら、
許すか許さないか。
これは相手が決めることではないから。
あなた自身が決める事。
許さないのであれば、今のまま、変わらない赤信号の前で地団駄踏んでればいいだけのこと。
でもさ
それが嫌だからもがいているはず
抜け出したくて、でも思うように相手が動いてくれないから、イライラしたり、閉ざしたり。
許すことの怖さ
こんなに私を苦しめた人をなぜ許さなきゃならないの?
私は悪くない!
そうだね。確かにそうかもしれない。いや、きっとそうなんだよ。
でもね
謝られたって、あなたの苦しみは溶けていかないよ。
どんなに謝られたって、過去は何も変わらない。
謝罪の言葉を聞いて、その時は心が救われるかもしれない。
でもふとしたことからまた ぶり返す
だって許せてないから
他人の考え方を指示して変えるなんて無理な事だよ。
もしそれができるなら、相手の考え方に合わせてあげれば済むことだからね。
許すこととは
相手があなたにした事を許す。のではなく、相手に対して浮かび上がる嫌な想い、わだかまり、怒り、そんな感情がある自分のことを許すという事です。
嫌な想い、わだかまり、怒りがあったっていいんです。それをあなたが持っていることを、あなたが許してあげるのです。
許すとは、自分のために自分に行う事 なんです。
あなたが受けた辛い出来事、想いは消えることも忘れることもないでしょう。
でも、そんな気持ちをもっている自分を許すことで、この事にこれ以上は束縛されなくなります。
私は悪くない
いいんですよ。その気持ちがあったって。
それも何もかも踏まえて、今の自分を許してあげてください。
焦らずにゆっくりと。
感情があふれてきたら、涙を流したっていいよ。
そして言葉にするんです。
「大丈夫。今日まで、ここまでちゃんと頑張ってこれたんだから」
あなたに必要なのは、この先の道。変えようもない過去に囚われて翻弄されるくらいなら
明日の花を咲かせようよ。
大なり小なり、人は過ちを犯します。
いやいや、そんな大ごとでもなくて、気にも留めない些細な事 なんです。自分にとっては。
でもね
その些細な過ちが、相手にとても大きな傷がついたかもしれないじゃん。
どのくらいの大きさ?
それはお互いの気持ちの計り方一つ。
お互い、相手がなぜそんなことをしたのか、なぜそんな風に思うのかは理解できるはずがないの。怒れてるから。
でも、相手の立場、気持ちになって考えることができたら、なにか見えてくる事もあるかもしれないよ。
自分を責めないで
だからといって、この事象が起きたことはあなたの責任ではないのです。
やっぱり許せないとしても、あなたの責任ではないのです。
完璧な人間なんていない
ここまで読んでも、結局許せない、許すことがわからない人もいるでしょう。
いいんです。それでも。
全ては過去
これには気が付いてください。
過去とは、「過ぎ」「去った」ものです。この先この過去が起きることはありません。他人と同じ過去はありません。
なぜなら、その過去は、あなたの頭の中にしか存在しないからです。
それは、ウソとか幻といってるわけではありません。
その人の受け方によって幾らでも色付けされていくからです。
記憶とはそう言うものなんです。
未来はどこに
いつも怒っている人より、楽しいお話してくれる人のそばにいたいとおもいませんか?
自分を傷つける人ではなく、幸せにしてくれる人を見つけようよ。
同じ一日を過ごすのであれば、プンプン怒って過ごすより、笑って過ごしたいと思いませんか?
新しい出逢いにワクワクしていきませんか?
あなたが直面した過去は許せないほどの事です。
思い出すこともあるかもしれませんが、そんな時は、「あー思い出しちゃったな。そんな私も許してあげよう」って、今時間の自分に時を戻していきましょう。
この時間に共に生きているあなたと時間を共有し、時に励まし合って、時に笑って、歩いていきたいです。
悪いことしたら謝る
当然です。
でも、それがわからない人もいます。
それはそれで、悲しい人生なのかもしれません。
あなたは決して そうならないように